1月のおすすめの3冊
図書館員が、毎月3冊ずつ本を紹介します。 ここで紹介した本は、三原市立図書館にありますので、ぜひ、ご利用ください。
一般書
『 むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。 』
( 青柳 碧人/著 双葉社 2021年 F/アオ )
あの昔ばなし5編がミステリーに!今回はそれぞれのお話を通して、あるテーマが隠されていますよ。あの、かちかち山のたぬきとぶんぶく茶釜のまさかの関係や、ループするおむすびころりんなど、≪やっぱり≫一気読み必至の一冊です。
『 ドラゴンは爬虫類~骨格と進化から読みとく伝説動物の図鑑~ 』
( 川崎 悟司/著 大和書房 2021年 388/カ )
もし現代にドラゴンやユニコーン、麒麟がいたとしたら…。あの動物たちを、生態から骨格まで徹底解剖し、実在したら一体どんな姿になるのかをリアルに考察した本です。特に現代版アマビエの姿は衝撃的です。
こどもの本
『 あかいてぶくろ 』
( 林 木林/文 岡田千晶/絵 小峰書店 2021年 E/アカ )
ちびちゃんはある日、赤い右手袋を森に落してしまいます。その後、右手袋はいろんな動物たちの元に行き、いろんな姿になっていきます。読んだあと手袋たちに「よかったね」と声をかけたくなる心温まる一冊です。