3月のおすすめ本
図書館員が、毎月3冊ずつ本を紹介します。 ここで紹介した本は、三原市立図書館にありますので、ぜひ、ご利用ください。
一般書
松村 栄子/著(まつむら えいこ) ポプラ社 2024年 F/マツ
弓、剣、茶の三道を伝える坂東巴流。家元の息子友衛遊馬と思うようにいかない日々を過ごし、悶々としている周りの人達。様々な人間模様と人情が描かれており、読むと優しい気持ちになれる小説です。
町 亞聖/著(まち あせい) 法研 2024年 369/マ
受援力とは、困った時に誰かに助けを求めることができる力のことです。著者はヤングケアラーだったフリーアナウンサー。誰かの助けを得ながら介護生活を乗り切るヒントがつまった一冊です。
こどもの本
いがらし けいこ/さく さかい ゆきよ/え サンライズ出版 2024年 E/チヨ
聴導犬(ちょうどうけん)は、耳の不自由な人に音を知らせる犬です。
聴導犬のポッキーは、いっしょに住んでいる耳の不自由なけいちゃんに、チャイムの音や自転車のベルの音などを知らせています。かわいらしいポッキーが音を伝えてけいちゃんをサポートするようすを見てみよう。