5月のおすすめ本

図書館員が、毎月3冊ずつ本を紹介します。 ここで紹介した本は、三原市立図書館にありますので、ぜひ、ご利用ください。

一般書

芦屋山手お道具迎賓館

(高殿円/著 (たかどのまどか) 淡交社 2022年 F/タカ)
 主人公は茶碗の付喪神?!石山本願寺から信長に贈られたという唐物茶碗「白天目」。御用茶壷のひとつ「箱入」。天下無双の名物「三ケ月」…。茶道具の付喪神たちが語る、新視点からの歴史ファンタジー。

万華鏡えほん~二十四節気のおくりもの~

(高山かずえ/文・鈴木明子/万華鏡・赤松 佐助/絵(たかやまかずえ・すずきあきこ・あかまつさすけ) 亥辰舎 2022年 449.8/タ)
 中国で作られた暦である二十四節気は、昔も今も季節や旬を知らせてくれる大切なもの。万華鏡の写真とともに語られる小話に、日本の季節感が感じることができ、癒されながら学べる一冊です。

こどもの本

中学生から知りたいウクライナのこと

(小山哲・藤原辰史/著(こやまさとし・ふじはらたつし) ミシマ社 2022年 Y238/コ)
 「ウクライナ」という単語には「地域の端っこ」という意味があり、他国からは辺境の地域という解釈をされる、様々な集団がまじりあう領域。それがウクライナ。ウクライナのことを知ってみませんか?